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2025.2.5

L-AIR S1 ARTIST FINAL EXHIBITION展示風景

エルエアでは2025年1月13日から19日の期間中姫路駅北にぎわい交流広場中央地下通路にて ‘L-AIR S1 ARTIST FINAL EXHIBITION’ を開催しました。会場へお越しいただいたみなさま改めてありがとうございました。本記事では遠方の方や都合が合わず会場へ足を運ぶことのできなかった方にもプログラムの成果を見ていただけるよう展示風景をお送りします。アーティストの行った滞在制作への理解を深める一助となれば幸いです。

兵庫県・姫路市、花田町高木地区の工場街に佇む ‘L-AIR’ は、空き家と使われなくなった倉庫をリノベーションし、アーティスト・イン・レジデンスとして生まれ変わらせたもの。本展示は10月21日よりレジデンスで3ヶ月間にわたる滞在制作を行った2人のアーティストの成果発表展として開催されました。初回に招聘したアーティストは「spectrum」と「出土した玩具」をテーマに陶芸を制作する金井悠と「等しく包む」「共通項の抽出」といった手法を用いてフェルトを中心とした触れることのできるインスタレーション作品を制作する澁木智宏。ともにこれまで皮革を作品制作に用いたことはなく、全くの手探りのなか滞在を開始しました。皮革という素材に着目し、リサーチと実験を繰り返す内に見えてきたもの、それを普段の制作と融合させる試み。これらのプロセスを経て完成した作品たちからは今までになかったテクスチャの質感や滞在を通して感じたアーティスト自身の心象風景などを感じ取ることができるのではないでしょうか。今回のプログラムがエルエアと2人のアーティスト双方にとって相互に発見的であり、次のアーティストや高木地区に柔軟で斬新な発想をもたらすきっかけになることを信じています。

今回展示した作品は現在建設中のL-AIR ART STORAGEにて再度展示予定です。施設完成予定は3月中になっておりますので、再度SNS等で告知させていただきます。一度見られた方も見逃した方もぜひお越しください。

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