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JOURNAL

2026.4.8

2026年4月スタートの26S2招聘アーティスト紹介!

26年シーズン2(S2)の招聘アーティストとして、アーティストガランス・フリュー(Garance Fruh)さん と、陶芸家 福岡 佑梨(YURI Fukuoka)さん の2名を招聘しています。

滞在期間は2026年4月1日(水)から、ガランスさんは約2ヶ月間、福岡さんは約3ヶ月間。姫路の皮革文化を背景に、それぞれの視点と手法による新たな創作活動が展開されます。

招聘アーティスト

4月1日(水)~ 5月29日(月)まで

ガランス・フリュー(Garance Fruh)/ アーティスト

フランス、パリを拠点とするアーティスト

2018年~2020年 パリ・セルジー国立高等芸術学校 DNSEP 修士課程修了
2014年~2018年 アムステルダム ヘリット・リートフェルト・アカデミー 学士課程修了
2016年9月~2017年2月 京都精華大学 交換留学プログラム

個展
2025年6月18日~7月20日
 「Push-Up Reveries (夢⾒る腕⽴て伏せ)」 FRAC Île-de-France パリ
 キュレーター:Maël Dault
2025年1月30日~3月29日
 「Hard shells, Tender Skins (硬い殻 柔らかい⽪)」 Ciaccia Levi Gallery パリ
2023年2月4日~4月1日
 「Soft Armor」、In Extenso、クレルモン=フェラン
 キュレーター:Katia Porro

ガランス・フリューの彫刻実践は、保護・露出・ケアのあいだにある繊細なバランスを探求しています。
彼女は、テキスタイルや誘惑的なオブジェ、そしてランジェリー素材、ハイヒール、ベビー用品、スポーツ用プロテクターといった幼少期に結びつく素材を用いながら、防具でありシェルターでもあるようなハイブリッドな形態を生み出しています。
これらの要素を溶接された金属構造と組み合わせることで、作品は柔らかさと硬質さ、親密さと防御とを併せ持っています。
不在の身体に焦点を当てることで、彼女の彫刻はジェスチャーや襞、緊張の痕跡を可視化し、記憶や親密性、さらには集合的な経験を内包するかたちを浮かび上がらせています。

参加にあたって
本プロジェクトは、革を主素材として用いる伝統的なサムライの甲冑に見られる技術への関心から始まっています。私はこれらの構造や技法を調査し、自身の彫刻実践に取り入れることで、革を通じた新たな表現の可能性を探求したいと考えています。
日本滞在中は、こうした技術に加え、現地で調達した素材や拾得物を作品に取り入れ、新たな素材や文脈が私の進化し続ける彫刻言語に影響を与えるよう試みます。
このプロセスを通して、私の制作の中心となっている「ソフトアーマー」という概念の語彙をさらに拡張していきたいと考えています。身体における強さと脆さの共存を体現する作品を生み出すことで、姫路の革文化と私自身の彫刻実践とのあいだに、詩的な対話を開いていきます。

Instagram→ @garance.fr
HP→https://garancefruh.com/

福岡 佑梨(YURI Fukuoka)/ 陶芸家

4月1日(水)~ 6月28日(日)まで

大阪生まれ 国境を越えて活動を展開する陶芸家

2011年 京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻 卒業
2013年 京都市立芸術大学美術研究科工芸専攻陶磁器 修了
2013年〜2014年 京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻 非常勤講師
2014年〜2015年 京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻 非常勤嘱託
2019年〜2021年 名古屋芸術大学 非常勤講師

パブリックコレクション
Faenza art ceramic center / イタリア
Museu de Ceràmica de l’Alcora / スペイン
Changchun Ceramic Gallery / 中国
Bobruisk Museum / ベラルーシ
National Museum of Ukrainian Pottery / ウクライナ など

私はこれまでベラルーシ、ウクライナ、ドイツ、クロアチア、台湾、韓国、中国、ロシア、そして日本にて滞在制作をし、特に2025年は、中国の景徳鎮、龍泉、宜興の3つのレジデンスに参加し、1年の多くの時間を中国で過ごしました。
今回、応募しようと思った動悸は、違うと認識することは同時に私自身の枠にも気付けるのでは無いかと感じたからです。普段は場所を変えることで気付くことが多く、それを楽しんでいます。これまで行った滞在制作の素材は全て陶芸だったので、今回の材料を変えることへの期待が大きいです。

参加にあたって
素材そのものの中に、私は何かを見ているような気がします。
普段は”やきもの”の素材を使っています。
粘土は水分がありすぎると泥になり自立せず、乾きすぎると曲げたり接着したりすることができないです。しかし、乾いた後でも水分を加えることによってまた再利用ができます。
そして窯で焼くという人の手を離れる最後の過程を経て、水にも溶けない硬い焼き物になります。
革で何かをつくった経験は、中学生の時、美術の授業で少し体験しただけです。その記憶の中にあるのは、粘土と違って凹むと埋めることはできないという事です。土と同じなのは、柔らかくものなるということ、そして焼き物の中に貫入が入るものがあるように、長年の愛用が特別な色をつくるということを日常の中で体感しています。
『違う』と認識することは同時に私自身の枠にも気付けるのではとふと感じています。
私の皮への理解はまだ浅いですが、だからこそ皮という素材を知り、実験し、そしてそこから発想して何かをつくり、そして展示したいです。

Instagram→ @yuri.fukuoka.o0
HP→https://www.yuri-fukuoka.com/
FB→https://www.facebook.com/yuri.fukuoka.ceramics/

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